山田養蜂場、繰り返し使用できる食品保存用のエコな「みつろうラップ」を販売開始

みつろうラップ

最近、レジ袋の有料化や、大手カフェチェーン店でのプラスチックストローの廃止など、プラスチック製品の削減への取り組みが話題になっている。プラスチック製品は海洋汚染の原因のひとつであり、現状のままでは、2050年の海は魚よりもごみの量が多くなると言われているためだ。しかしながら、コロナ禍によるおうち時間の増加で、一般家庭のポリ袋・ラップ類の購入額は、前年比で8.3%も増加。課題解決への道のりは、まだまだ遠いように思える。

山田養蜂場
そこで今、世界的に注目を集めているのが「みつろうラップ」だ。天然のみつろうを布に染み込ませると、繰り返し使える仕様になり、環境に優しいと評判。冷蔵庫や野菜室内でも使えるなど、従来のラップとまったく同じ感覚で使用できる優れモノだ。環境への関心が高く、環境活動に積極的なニュージーランドやオーストラリア、EUなどでは、すでに使用されはじめている。

日本でも、70年以上にわたって養蜂業を営んでいる株式会社山田養蜂場が、ミツバチの恵みを活かしたサステナブルなキッチンラップ「みつろうラップ」の販売を2021年9月に開始した。

この製品は、オーガニックコットンとみつろうの自然素材のみで作られたエコなラップで、土に埋めると分解されて土に還る。障がいのある方の自立支援を目的に設立された「ビーハッピー」で一枚ずつ手作りされていて、2日に1回使用した場合、なんと1年でビニール製ラップ3本分を削減できるのだ。 障がいがある方々に働く機会を提供しつつエコアイテムを製造する、同社のSDGsへの取り組みには目を見張るものがある。

食卓
使用方法も簡単で、手のひらでラップを温めながら、食品やお皿の形に合わせて包むだけ。時間の経過とともにみつろうが柔らかくなって食器に密着するので、手間がかからず、食材を新鮮な状態に保てる。使い終わったらサッと水洗いをして日陰で干せば、何度でも使用可能で家計に優しい。家庭内のごみを減らせたら、一石二鳥だ。

山田養蜂場のみつろうラップは、シンプルながらもスタイリッシュなデザイン。日常使いはもちろん、アウトドアや災害時にも大活躍してくれるはず。自然環境に大きな影響を与えると言われるミツバチの恵みを感じてみよう。

【参照サイト】山田養蜂場
【参照サイト】株式会社ビーハッピー
【関連サイト】不要になった布やハンカチを有効活用!可愛くて簡単なミツロウラップの作り方&活用法

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河端 麻紀

河端 麻紀

愛知県で働く30代のフリーランスライターです。旅行関連の記事を得意としています。SDGsについては現在勉強中で、働きがいも経済成長も感じられる社会を目指しているところです。休日は映画鑑賞とジョギングを楽しんでいます。

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