すっかり一般的になった「食育」ですが、なかなか普段の家事のなかで実現するのは難しいですよね。子どものやることにイライラしてしまったり、足手まといに感じてしまったり。とはいえ、生きる力を育む上でも食育はとても大切です。今回は、子どもと料理を一緒に作るときのポイントと、初めてでも簡単な子どもと作れるおすすめレシピをご紹介します。
子どもと一緒に料理を作るときのポイント
まずは料理の前に、注意事項をきちんと伝えましょう。触ってはいけないもの熱いものなどは前もってだけでなく、作業しながらも何度も伝えることが大切。また、子どもは形を作ったり盛りつけたり、料理のメインとなる作業が大好き。つい親がやりたくなりますが、火傷などのケガに注意しながら一緒に作業したいですね。多少の失敗は大目に見て、おおらかに構えることが何より大切です。
簡単!子どもと一緒に作れるおすすめ料理
それでは子どもと一緒でも簡単に作れるおすすめの料理をご紹介しましょう。少しずつ難易度が上がっていくので、年齢や成長に合わせてチャレンジしてみてくださいね。
1. サンドイッチ
食パンや切れ目を入れたロールパンに、好きな食材を挟んで作るサンドイッチ。ソーセージやスクランブルエッグ、チーズ、ハムなどを用意して、好きなように挟んでもらいましょう。自分で作れば、苦手な食材も食べるきっかけになります。
2. おにぎり
まずは、ラップを使って作りましょう。広げたラップにご飯を乗せて丸めるだけ。ご飯には前もってふりかけをまぶしておくとよいですね。また、おわんを2つ使って作るおにぎりも簡単。おわんにご飯を適量入れて塩やふりかけをまぶし、もう1つのおわんを上に伏せて重ねます。上下に10回ほど振ると、まんまるおにぎりのできあがり。
3. ハンバーグ
こねて丸めて作るハンバーグは、子どもの大好きなお手伝い。親子で楽しく作れるメニューです。大人には面倒なこねる作業も、子どもにとっては粘土遊びのように楽しめるので、しっかり混ざって、ふわふわな食感のおいしいハンバーグが出来上がります。
4. ホットプレート料理
徐々に慣れてきたら、ホットプレートを使った料理にチャレンジしてみましょう。ホットプレートを使うことで、お好み焼きや焼きそば、ホットケーキなどの焼く作業もお手伝いしてもらいやすくなります。ホットプレートの下には新聞紙を敷いておけば、多少汚れても気になりませんよ。
子どもと一緒に料理を楽しもう
忙しいからとせっかくの子どものやる気を断ってしまっては、成長できるチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。レタスやきゅうり、トマトを用意して、簡単サラダを作ってもらったり、卵を割ってもらったり。忙しいときは、簡単なことでOKなので、お手伝いしたい気持ちを尊重してあげましょう。子どもといえども家族の一員。少しずつ家族のためにやれることを増やしていきたいですよね。料理を通して親子のコミュニケーションを深めてみませんか?

みすみぞの いずみ

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