日本酒を使って料理の腕を上げよう!上手な日本酒の使い方と意外な活用法

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料理に使う酒は料理酒、とお思いの方も多いかもしれません。しかし料理酒ではなく日本酒を使うとグッとおいしさや風味が増し、料理の味もランクアップするってご存じでしたか? 料理上手な人のキッチンに並んでいるのは、料理酒ではなく日本酒であることも少なくありません。 今回は料理に日本酒を使う効果や上手な使い方、さらに意外な日本酒活用法まで解説します。

料理に日本酒を使うとどんな効果がある?

日本酒は飲んで美味しいだけでなく、料理に使うことで次のようなさまざまな効果が得られます。

  1. 食材を柔らかくふっくらと仕上げる
  2. 素材のうまみをアップさせる
  3. 素材のくさみを取る
  4. 焼き色や香りをよくする
  5. おいしさを閉じ込める

とくに日本酒と和食との相性は抜群。あさりの酒蒸しなどシンプルなレシピに使うと、日本酒の繊細なおいしさが際立ちます。

料理酒との違いは「副原料」

料理酒は料理に使われることが目的の酒です。料理にうまみやコクを与えるために塩分や糖類などの副原料が添加されている点が日本酒との違い。入れるだけで手軽においしくなるよう作られている一方で、日本酒を入れたときのような繊細な味には仕上がりにくいのが特徴です。また海水濃度と同じくらいの塩分が入っているため、レシピ通りに作ったのに塩辛くなってしまった……ということも。日本酒と料理酒、どちらの特徴も知った上で自分に合った方を使いたいですね。

料理に日本酒を使うときのコツ

料理に日本酒を入れるときには、次のような点に気をつけると失敗がありません。

純米酒を使う

料理に使う日本酒はお米のうまみが残った純米酒がおすすめ。お米を磨き上げて作られる吟醸や大吟醸のお酒はシャープで上品な味わいが特徴ですが、料理に入れるには少し物足りないことも。純米酒にはアミノ酸やコハク酸といった旨み成分が多く含まれるため程よいコクが残り、料理に深みをもたらします。コンビニやスーパーで買える手軽なものでOKですよ。

しっかりアルコールを飛ばす

日本酒を料理に使う際には火を入れて、しっかりとアルコールを飛ばしましょう。日本酒は料理酒よりも香りが強いため、アルコールが苦手な方や妊婦さん、子どもがいる家庭ではとくに注意が必要です。和え物や酢の物など火を通さない料理に使う際には、あらかじめ電子レンジや小鍋を使って一度しっかりと沸騰させる「煮切り」をおこなうとよいでしょう。

使いきれなくても大丈夫!日本酒の意外な活用法

日本酒のよさは分かったけれど残念ながらあまり出番がない……とお思いかもしれません。しかし日本酒は料理に使うだけでなく、日常のこんな場面でも活躍してくれるんです。捨ててしまう前にぜひ活用しみてみませんか?

冷凍ご飯をふっくらおいしく

冷凍ご飯を解凍する際、日本酒を少々ふりかけてから電子レンジに入れてみましょう。冷凍特有のくさみが消えて、ふっくらとおいしいごはんになりますよ。また炊飯する際にも日本酒を少々加えると、いつもよりグッとおいしく炊き上がります。

インスタントラーメンのうまみアップ

インスタントラーメンを作る際にも火を止める前に、日本酒を小さじ1〜2ほど入れてみましょう。麺の持つ油臭さが消え、スープのうまみがアップ! カップラーメンでもOKですよ。

かたくなったチーズを柔らかく

かたくなったチーズの表面にも日本酒を軽く塗り、そのまましばらく置いておきましょう。カチカチになったチーズなら日本酒を染み込ませたキッチンペーパーでくるみ、その上からラップをして1時間ほど待ちます。アルコールの成分がチーズ表面の脂肪分を溶かして、柔らかくしてくれます。ほんのり日本酒の風味もついて、おつまみにもぴったり。

焼き魚をのくさみを飛ばしてふっくらと

焼き魚を作るときは、塩を振る前にまずは日本酒を振りかけておきましょう。生臭さを抑えてふっくらとした焼き上がりに。古くなり身が固くなった干物も日本酒を振りかけたり、日本酒にしばらく浸しておいたりしてから焼くと、柔らかく焼き上がりますよ。

料理に日本酒を使って腕を磨こう

日本酒は素材のくさみを消したり、うまみをアップさせたりとさまざまな効果があり、料理をより美味しくしてくれる万能調味料です。うまく活用できれば料理の腕がアップすること間違いなし! また料理に使う以外にもさまざまな使い方があるので、ぜひ今日から活躍させてみてくださいね。

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みすみぞの いずみ

みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。

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