共働き夫婦の家事分担の実態は?「悩む妻」と「時間がない夫」の家事シェアのポイント

今や共働き夫婦は一般的となり、以前に比べると家事の分担は進んできているといわれています。とはいえ、夫と妻のそれぞれの取り組みに差があるとの調査結果もあり、まだまだ円満に分担できているわけではないようです。そんななか、尽きない家事の悩みを解決すべく、積極的にさまざまな工夫を凝らす傾向もみられます。今回は共働き夫婦の家事分担の実態に迫る調査をもとに、ベストな家事シェアの方法を探ります。

共働き夫婦、家事分担の実態とは?妻は仕事と家事の板ばさみに

2018年にパナソニックが30~40代の既婚男女を対象に実施した『ライフスタイル調査 第2弾』では、「共働き夫婦がお互いの疲れが原因で家事分担でトラブルになったことがある」との回答が68.6%にのぼりました。疲れの原因は何かとの問いに対し、夫は仕事が72.2%、家事が33.1%である一方、妻の場合は仕事が76.1%、家事が69.0%と、仕事と家事の板ばさみとなっている実態が明らかになっています。

「家事に悩む妻」と「家事をする時間がない夫」

さらに家事に関する悩みをたずねると、妻からは次のような回答が返ってきました。

  • 家事をやろうという気になれない:46.8%
  • 家事の時間を減らしたい:38.4%
  • 家事は自分がやらないといけないと思ってしまう:29.7%
  • 家事をする時間がなかなかとれない:28.9%

そして、夫からは家事にまつわる時間の悩みが多く寄せられました。家事分担に協力したい気持ちがありながらも、残業や過重労働などで思うようにいかない状況がうかがえます。しかし、一方で「特に家事に関する悩みはない」との回答が27.7%と、妻との家事分担に関する意識の差も感じられる結果となりました。

妻たちは家事の負担を減らす工夫に積極的な傾向に

さらに、共働き夫婦は次のように家事の負担を減らす工夫に取り組んでいる状況も明らかになってきました。

  • 手を抜けるところは手を抜いて、心の負担にならないようにする:妻51.9%、夫24.2%
  • 時短を心がけ、いろいろ工夫する:妻38.4%、夫18.3%
  • 多少の汚れや手抜きは気にしない:妻27.7%、夫11.6%

回答から、メインで家事を担うことの多い妻は家事の負担を減らすことに積極的なことがわかりますが、夫は妻に比べると消極的な傾向が見られます。しかし、夫は妻に比べるとどうしても家事にかかわる時間が少なくなりやすいため、家事負担の軽減という意識を積極的に持つのは難しいのかもしれません。

夫婦ともに家事負担を軽くするハイスペック家電の導入には前向き

家事負担を軽くする工夫に対して夫婦間の意識の差が見られるのに対し、ハイスペック家電の導入には夫も妻も前向きなことがわかっています。

「最新式の便利な家電に家事をもっと任せたい・代行してもらいたいという気持ちはありますか」という問いに対し、共働きの妻は77.9%、夫は63.9%、トータルで68.0%という結果となりました。また10年前と比較してハイスペック家電を活用するのに抵抗がなくなったという共働き妻の回答は52.0%にのぼり、便利なアイテムを活用して家事負担を軽くしたいという思いが伝わってきます。

忙しい共働き夫婦は家事代行サービスを活用するのもおすすめ

忙しい共働き夫婦の場合、家事負担を軽くするにはお互いに役割を分担するだけでは解決しないことも少なくありません。そもそもの家事の量が多く、分担してもなお負担が大きいためです。そこでおすすめなのが、家事代行サービスの活用です。時間や手間がかかる作業や苦手な家事をお願いするだけでも、忙しい共働き夫婦の負担をぐっと減らせます。家事の分担ややり方はそれぞれの夫婦や家庭によって異なるもの。それぞれの夫婦に合った家事の方法をみつけ、毎日気持ちよく快適に過ごしたいですね。

【参照ページ】パナソニック「ライフスタイル調査 第二弾 [30〜40代、夫婦の家事の実態]」

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みすみぞの いずみ

みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。

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