エシカルな宝石、モアサナイトの輝きを実感!エシカルジュエリー「GYPPHY」が自由ヶ丘に実店舗をオープン!

「世界で起きている環境問題の改善に貢献する」ことを理念の一つとしているエシカルジュエリーブランド「GYPPHY(ジプフィー)」が、自由ヶ丘に初の実店舗をオープンしました。宝石の中で最高峰の輝きを放つ人工石の「モアサナイト」や、働く人々の労働環境改善などを行う鉱山で採掘された「フェアマインドゴールド/シルバー」を使用したジュエリーを取り扱う同ブランド。どのような思いでブランドを立ち上げ、今回の実店舗オープンとなったのか詳しくお話を伺いました。

7月22日に自由ヶ丘に初の実店舗をオープン!

日常使いがしやすいデザインで、毎日楽しめるエシカルジュエリーブランド「GYPPHY」。オリジナルアイテムは、古代建築や身の回りにある幾何学的なものから得たインスピレーションを、モダン風に掛け合わせて創られています。シンプルでありながらも自由な発想のデザインにこだわっているので、飽きずに長く使われることを目指しているそう。

これまでオンラインストアとポップアップストアのみで展開してきましたが、7月22日に実店舗をオープン。さらに同日からは、国内外のジュエリーが揃うセレクトショップ「Dearium(ディアリウム)」での取り扱いも始まり、Dearium渋谷スクランブルスクエア店とオンラインストアでも購入できるようになりました。

自由ヶ丘にオープンした初の実店舗は、ブランドカラーのイエローが目を引く外観。店内もイエローを基調としたモダンな雰囲気で、広々とした空間。ジュエリーひとつひとつをゆっくりと眺めることができます。

また店内ではブライダルジュエリーなどのオーダーができる商談スペースも完備。ジュエリーコーディネーターの資格を持つスタッフが、カウンセリングをしてジュエリー選びを手伝ってくれます。

ジュエリーブランドとして地球環境、労働環境の改善に向けた取り組みを行う

「GYPPHY」はサステナブルな社会に向けた取り組みにも力を入れているジュエリーブランド。株式会社GYPPHY代表取締役の滝川譲さんによると、ジュエリーのもととなる鉱山採掘は世界中で大きな社会問題となっているそうです。

「世界における多くの鉱山では、労働環境が整っていない場合が多く、ほとんどの労働者はヘルメットなどをつけず軽装備で仕事をしています。そのため鉱山から滑落して死亡することも珍しくありません。金鉱山では採掘するために水銀を大量に使う精錬法が用いられていることもあり、その影響によって労働者の体に深刻な健康被害を及ぼしている現状もあります。」(滝川さん)

労働者の中には成人した大人だけでなく、小さな子どもたちが多く含まれていることも問題視されています。彼らは生活のために働かなくてはならず、国による違いはあるものの、1日中働いても100円も貰えない状況もあるそうです。特に昨今の世界的パンデミックによる経済難で児童労働は増加しているとも言われていて、搾取や労働環境は深刻化しているとも。国際労働機関はこうした鉱山における児童労働を危険有害労働と認定し、早急な改善を目指しています。

鉱山採掘の問題は労働環境だけではありません。宝石によっては、生態系を破壊する大きな要因となる、大規模な鉱山開発が必要となる場合もあります。開発の際に大量のエネルギーを消費し、二酸化炭素を多く排出すると、気候変動を引き起こすことにもつながります。また、採掘したダイヤモンドなどの宝石類が紛争の資金源になってしまう「紛争ダイヤモンド」などの紛争鉱物は、国際的な問題になっています。

ダイヤモンドのような輝きを放つモアサナイト

「基本的に世の中に出回っている金やダイヤモンドは、生産過程を追うことが非常に難しいです。ブランド側には原石ではなく、ある程度加工された状態で納品されるため、流通のすべてを追うことは困難です。どの国で誰が採掘したものなのかがわかりません。だからGYPPHYでは、ダイヤモンドではなく人工石のモアサナイトを使っています。」

「モアサナイト」とは、炭化ケイ素(SiC)であり、ダイヤモンドと同じ炭素(C)を含んでいる人工石。もともとはフランスの科学者であったモアサンがアメリカに激突した隕石から発見したことがモアサナイトの始まりです。しかしながら、天然に産出されることはごく稀。そのため数十年前から研究が重ねられ、現在では安価な合成モアサナイトが流通するようになりました。

モアサナイトの見た目はダイヤモンドにそっくりで、とても美しい輝きを放ちます。パッと見た限りでは、ダイヤモンドと判別がまったくつきません。光の分散力がダイヤモンドよりも2.5倍とも言われ、虹色に光るのが特徴です。

また硬度はダイヤモンドの次に硬い9.25以上。欠けにくい、叩いても割れない、油をはじくといった特徴もあるので、耐久性にも優れています。

GYPPHYのモアサナイトは、半導体素材の製造過程で余ったものを二次利用して作られています。電気エネルギーをなるべく発生させずに生産しているため、モアサナイトを作るためだけに二酸化炭素を発生させることもないといいます。

地金の一部にフェアマインドゴールド、フェアマインドシルバーを使用

GYPPHYでは地金の一部にFairminded(フェアマインド)認証のラベルが付与された「フェアマインドゴールド」と「フェアマインドシルバー」を使っています。

フェアマインドゴールド、フェアマインドシルバーは国際非営利組織ARM(Alliance Responsible Mining:公正な採掘のための連盟)によって運営されている、フェアマインド認証を受けた金・銀です。採掘における有害物質の低減や、鉱山で働く人々の労働環境改善、インフラの整備などを厳密に設け、それらの基準をクリアしたものを指します。ARMによって承認された鉱山は1kgの金の売上げに対してさらに40~60万円ほどの金銭をフェアトレードとして受け取ります。

ARMから正式な承認を得てフェアマインドゴールド、フェアマインドシルバーを扱っているGYPPHY。フェアマインド認証の金、銀を購入することでフェアマインド承認鉱山が増え、自然環境の保護、鉱山労働者とその家族、地域社会への貢献に繋げているそうです。

過剰梱包の抑制、ユニセフへの寄付も

GYPPHYでは梱包に使用するジュエリーボックスや保証書は「FSC認証材」(ライセンスコード:FSC®N003346)や「脱プラスチックテープ」の使用を徹底。過剰包装を抑えるために、梱包材の使用は最小限にとどめています。

「毎月、少額ですがユニセフの募金プログラム『ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム スクール・フォー・アフリカ』に支援を行っています。家計を支えるために学校に通えずに危険な鉱山で働かなくてはいけない子どもたちが一人でも減り、児童労働問題や男女の教育格差問題が解決してほしい。ジュエリーを通してすべての人が幸せになれるように、これからも支援は続けていきたいと思います」(滝川さん)

地球環境や労働環境に配慮した素材を使っているとなると、なんとなく金額も高価だと思いがちですがGYPPHYのジュエリーはいずれも手に取りやすい価格帯。フェアプライスで提供されているからこそ、買う側としては親近感と信頼感を持ってジュエリー選びができます。

デザインもモードな雰囲気がありつつもカジュアルに楽しめそうなものばかり。地球環境や労働環境に配慮したジュエリーを、当たり前のように日常使いできることでサステナブルやエシカルな視点がグッと身近になります。

みなさんもGYPPHYのジュエリーを手に取ってみてはいかがでしょうか。モアサナイトの実物を見ると、その強く美しい輝きにきっと驚くはず。

【参照サイト】GYPPHY
【参照サイト】Dearium
【参照サイト】国際非営利組織ARM(Alliance Responsible Mining)
【参照サイト】ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム スクール・フォー・アフリカ

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Life Hugger 編集部

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