ダイエット、それは多くの人にとって叶えたい夢のひとつですよね。しかし、日々忙しいなかで、ダイエットのための時間をとるのは難しいもの。そこで今回は、家事をしながらプラスαの動きをするだけで、消費カロリーをアップさせる方法をご紹介します。
じつは家事の動きはダイエットに向いている!?
家事の消費カロリーなんて大したことない、と思っていませんか?しかし、意外と家事でカロリーを消費しているんです。たとえば、52kg女性の場合なら、10分あたり以下のようにカロリーを消費しています。
- 片付けや皿洗い 12kcal
- お風呂掃除 25kcl
- 掃除機をかける 23kcl
座って読書しているときが3kcalですから、家事は意外とカロリーを使っているのが分かりますよね。運動する時間がなくても、普段の家事に動きをプラスするだけで、消費カロリーや筋力アップにつながり、立派なダイエットになる、というわけなんです。それでは、どのような動きをプラスすればよいか解説しましょう。
1.ドローインしながら
ドローインとは、「内側に引っ込める」という意味。家事の動きに取り入れることで、ぽっこりお腹を撃退することができます。やり方は、背筋を伸ばしてお腹を大きく凹ませるだけ。このとき、おへそを背中に近づけるイメージですると上手にできます。普段の状態から1割程度凹ませるのが理想です。凹ませるときは息を吐きながら、凹ませたら普通に呼吸するのがコツ。料理をしながらや洗濯物を干しながらなど、気づいたときにドローインしましょう。
2.かかと上げしながら
かかと上げは、ふくらはぎの筋肉を鍛えられ、きゅっとしまったふくらはぎと足首が手に入ります。筋肉量が増えることで、基礎代謝もアップ!また、ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれており、動かすことで全身の血流もよくなり、むくみや冷えの解消にもつながります。やり方は、背筋を伸ばして立ち、足をこぶしひとつ分ほどに広げ、かかとを左右同時に上げ下げするだけ。リズミカルにおこなうとより効果的です。かかとの上げ下げをしながら皿洗いすることを習慣にするとよいですね。
3.腕や脚を大きく動かしながら
掃除をするときに意識したいのが、腕や脚を大きく動かしながらおこなうことです。たとえば床の掃除は、フローリングワイパーではなく雑巾で、学校の掃除のときのように、しゃがんで拭きましょう。また、窓や壁は腕を伸ばしながら拭けば、二の腕などの筋肉トレーニングになります。さらに、右手で左側を、左手で右側を拭く動きを取り入れれば、脇腹に効果的。いずれの動きも、筋肉を意識しながら少しゆっくりおこなうのがコツです。
時間もやる気も有効に使える「家事をしながら」ダイエット
忙しい毎日、わざわざトレーニングの時間を作るのは大変だし、モチベーションを保つのも難しいですよね。でも、少しの動きを家事にプラスするだけで、消費カロリーや筋力をアップさせることができるのなら、やらない手はありません!まずはどれか1つ、続けてみることから始めてみませんか?

みすみぞの いずみ

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